あか待ちブログ

41歳、あか待ちのキロクです。

セッパク!その1「切迫宣言」

妊娠29週。それは6回目の妊婦健診の時でした。
ここのところ、エコーで性別が分かるかも・・・と思って妊婦健診に相方を連れてきていたけど、今回は用事があり久しぶりに一人でクリニックに行った。

いつも通りに、検尿と血圧体重を測り提出。
暫く待つと問診の順番が来た。
特に自覚する症状もなく、問診を終え経膣エコーへ。すると先生の表情が一変した。

「超切迫早産。里帰りでしたよね?どこの病院?」と訊かれ色々やり取りが始まった・・・

頸管長が16mmしかないとの事。よく状況を察していない私に助産婦さんが

「状況が分かってないですよね。これは・・・」と説明を始めようとすると
「このまま話すのもはばかられるので、ベットに移動して話しましょう」と言われ、ええ?深刻な展開になったの?と怖くなった。

助産婦さんに色々説明してもらう。
つまり、理解したのはもう仕事はできない事。
無痛分娩希望だったのに・・とかいう話はもう別次元である事。
赤ちゃんは34週まで自力で肺呼吸ができないためNICUのある病院でないとダメだという事。

仕事はできないと言われても困ってしまうが、それはもう、キッパリ諦めるしかないようである。
選べる選択肢は、

1.都内でNICUのある提携先病院に行く。
2.里帰り予約をしている病院にNICUがあるかどうか、入院受け入れ可能かどうか訊く。
3.2がダメな場合は、里帰り先近くでNICUのある病院に行く。

の3つしかないと。

(私の場合、正確に言うと里帰りというよりも、相方の所在地へ引越し&入籍することになっていました)

1を選ぶと、出産を終えるまで引っ越しができなくなってしまうだろう。
とりあえず、いまある選択肢の中で2の可能性を探るべく里帰り予約をしている病院に電話をかけることに。
しかし、看護師さんが取り込み中ということで繋がらず、しばらく横になりながら折電を待つ。

「さて、どうするか・・・・」

とりあえず、今の状況を相方に連絡。

しばらくして病院から電話がかかり、事情を説明した。内容をまとめると

・当院にはNICUはない。もしもの時は提携先の市外の病院に搬送となる
・ただ、入院管理はできる
・どちらに入院するかは、私次第で決めて良い

という内容で、私が決めるよりも、とりあえず診てもらって最善な方法を提案してもらうのが良いだろうと判断し、
いったん里帰り先の病院に緊急で予約を入れてもらうことになった。

「里帰り先にはどうやって行くの?それも心配だわ」と助産婦さんに心配される始末。
「いや、普通に電車かクルマ(高速)ですけど・・・(-_-;)」

ここまでのやりとりが土曜日。明日は日曜日のため休診で、どうすることもできない。
急遽、相方にトラックを借りてもらい、月末の予定だった引越し作業を明日断行することに。

そして、週明けにまさかの入院をすることに。


その2に続きます。