あか待ちブログ

41歳、あか待ちのキロクです。

妊婦健診のオマケと思っていた歯科検診が大事だった話

妊婦健診受診票の一つに、オマケのようについていた無料歯科検診。
もともと歯が弱い私は虫歯の有無に関わらず、半年に一度はクリーニング通いしているのですが、無料歯科検診が使えるのは現住所のある区内のみだったので、今回はいつもの歯科医院と別の歯科へ。

妊娠中でレントゲンがとれないせいか、口内のエリアごとに歯と歯茎の写真を何枚も撮ってもらいました。そして、歯肉ポケットを一歯ずつチェックしていくという地味かつ緻密な内容でした。

その後、先生からは「一番大事なのは、妊娠時に歯周病がもたらすリスクを知っておくことです」と、スライドで説明してくださいました。

なんと、
妊娠性歯肉炎は低体重児および早産のリスクが7倍にもなる
そうです。タバコやアルコール、高齢出産などよりもはるかに高リスクって事です。

news.mynavi.jp

一般に妊娠すると歯肉炎にかかりやすくなるといわれています。これは女性ホルモンが大きく関わってくるといわれており、特にエストロゲンという女性ホルモンがある種の歯周病原細菌の増殖を促すこと、また、歯肉を形作る細胞がエストロゲンの標的となることが知られています。そのほか、プロゲステロンというホルモンは炎症の元であるプロスタグランジンを刺激します。これらのホルモンは妊娠終期には月経時の10~30 倍になるといわれており、妊娠中期から後期にかけて妊娠性歯肉炎が起こりやすくなるのです。

引用:歯周病と妊娠
http://www.jacp.net/pdf/leaflet/leaflet_04.pdf

検査の結果、私は軽度の歯周病があるようで、その後数回治療を行いました。
まだ、歯を磨くと少し出血するのですが、最初に比べ、歯肉炎の状態は良好になったようです。

歯科検診、安定期に入ったら折角なので使おうかなくらいの認識でしたが、受診しておいて本当に良かったです。

皆様も、お気をつけください☆